2007.11.14 鉄 2週間経過
水槽に鉄(SS400)を約300g程入れて(途中でマイナーチェンジを何度かしましたが)約2週間が経ちました。

PO4濃度 0.1ppm以下 ほぼ黄色です。以前から変わらず(レッドシー試薬使用)
NO3濃度 5〜10ppm  少しピンクっぽいかな。これは少し増えてます(ELOS試薬使用)

餌やり。色んな餌を混ぜて、1日に2〜3回程度。量にするとシュアーのスプーンで7杯ぐらいかな?適当な目測です。実際は容器に指突っ込んで、つまんではあげ、つまんではあげ。って感じです。どの魚もみんなよ〜〜く太ってます。

水槽の状態 

水の透明度が非常に高い (デバスズメがこんなにキレイなんだぁと思うぐらい、なんかキラキラしてる)
理由は全然分かりませんでしたが、warioさんいわく、水槽内のフミン質(植物とか動物の腐った水溶性の物質??という解釈をしていますが、良く分かりません。)が鉄とキレートしてフミン酸鉄になる。というような事なので、それと結びついて。。。かな?なんて空想をしています。違うかな?単純に物理フィルターとスキマーの効果かな?でもなんか良い感じなんです。

サンゴ各種。ボーン系の紫が濃くなっている。。。気がする。
トゲホソエダとかスゲの先端の紫はあまり変わらず。。。な気がする。
トゲとハナヤサイのピンクが薄くなっている。。。気がする。
ただ、ショウガのピンクは相変わらず濃い。。。。気がする。
メタリックグリーンは、全体に薄くなるものもあれば、茶色(褐虫藻)がなくなってキレイになってきたサンゴもいます。ただ、どのサンゴのグリーンも黄緑というか。薄い色です。濃いメタグリはあの水槽では工夫しないと、無理かもしれません。

なんか矛盾してますね。紫は濃くなってるのに、ピンクは薄いだなんて。

コケは。。。以前ほどの勢力は無いにしても、生えるトコには生えてます。ヒゲみたいな感じのやつです。石灰藻は結構繁栄してきてますが、なんかピンクが薄いんですよね。白っぽいというか。。。もっとキレイなピンクや濃い色の方が個人的には好みなんですが。これも何ででしょうかね?原因不明です。

と。まだ2週間ですから、一時的な変化かもしれませんし。もうしばらく様子見です。


2007.11.10 実験への思い
warioさんの所で、少し書きましたが、今後のプランと思いを書いておきます。

突然ですが。

プロジェクトエ〜〜〜〜ックス!!


Drは考えた。鉄と金を海水に入れておけば、自然とイオン化して好気環境下では3価の鉄イオンになる。そしてリン酸鉄となる!!
こんな事が起こるんじゃないか。

しかし、良く知る知人から、よくあの水槽でそんな実験できるね。そんな事出来るのDrぐらいだよ。。。そんな声も聞こえてきた。

それだけ素晴らしい状態で維持できている水槽に、変化を。いやイノベーションを起こすことはリスキーだと、誰もが思った。
常識はずれの実験だった。

また、別の所では夢物語だと思われたかもしれない、影では色んな反対意見もあっただろう。しかしその反対には耳もかさずに、ひたすら我が道を貫いた。
Drには成功する自信があった。

自分の大切な生体を実験台にし、批判の矢面に立った。
しかし隠さずネットで公開した。

そして6週間。
結果は出た。

リン・・・は増えなかった。


とプロジェクトX風に書いたつもりですが、テーマソングは、中島みゆきじゃないですね。ゲームボーイのソフト。ドクターマリオです(笑)
もしくはオレンジレンジのイシンデンシンです(苦笑)


この先warioさんは水換えをするか、限界まで行くか。悩んでおられました。その判断はご自身での判断になると思います。
ただ、自分もその問いに対して、自分なりの回答をプランニングしました。


自分としては、可能ならば2〜3ヶ月は水換え無しでいこうと思ってます。

総水量は200L程度です。過去を振り返れば約2〜3ヶ月で600Lの人工海水を消費しています。1ヶ月に100%以上の換水、それでやっとあの状態です。。。トホホです。
自分の水槽で2ヶ月、水換えせず維持できたら、まさに夢物語。夫婦生活も上手くいくってもんです(笑)その後は、少量の換水と様子を見てのメンテナンスをしていくつもりです。(上手く行けばですけどね)

鉄の悪影響とか、長期的なレポートは、少量換水の上で年単位で実験すればいいかな?と考えています。というか自分の目的は無換水ではないから。サンゴと魚をより楽により美しく維持することだから。それで十分です。家族で楽しめる水槽になることが、目標です。それが出来なきゃ水槽が、家族の負担になるのなら、止めます。

この鉄とリンの話は確かにwarioさんがやったから、自分もやりました。
でも自己責任でやってる。お金取られたわけでもないし、お金取るわけでもない。
自分のブログの「はじめまして」にも同じような思いは書いてあるけど、自分の飼育理論が絶対だなんて夢にも思いません。これを参考にして自己責任で自分の水槽と状況に置き換えて判断してもらえば嬉しいです。そんな思いです。自分の趣味ですから。十人十色。

鉄の実験は続けます。結果も書きます。でも、商品化しようとは思いませんし、人に強く説得しようとも思いません。お勧めぐらいはしますけど(笑)
実行した者だけが、心の中でウシシっと笑っていられたら。それだけでもなんか素敵な事だと。思っちゃいます。
2007.11.06 鉄の事
調べた事、分かった事を箇条書き。

・鉄は2価と3価で存在する。
・嫌気環境では2価、好気環境では3価。
・2価の鉄イオンは水に溶ける?でも好気環境になるとすぐに酸化されて3価の鉄イオンになる。
・水槽では嫌気のプロが実験しているので、結果が楽しみ。というかすでに結果でてる?とても効率が良い方法かもしれないと思う。
・3価の陽イオンの鉄(酸化鉄)じゃないと、3価の陰イオンであるリンとは結合しないと考える。リン酸鉄として除去。
・鉄を海水に漬けておき、酸化して錆びる事が水槽に3価の鉄イオンを供給している事になるのなら、当面は現状のままで問題ない。

・海洋では鉄の欠乏が、磯焼けが起こる原因の1つと言われている。
南極パラドックスという、栄養塩が多いのに植物プランクトンが少ない状況がある。これは鉄の欠乏らしい。
・鉄は必須元素なのに、海水の成分表で見ると含有量が超低い
・酸化される好気環境下では、海水中に溶けない?他の物質とすぐに結びつく?植物はどうやって鉄を吸収する?リン酸鉄として???
・水槽では、錆水を添加すると、数時間後にスキマーの汚水が沢山(通常より多いだけで、爆発などの過剰ではない)になる。
・その汚水にはサビの塊みたいな目で見える大きな赤茶色の物質があった。
・物理フィルター(キッチンの生ゴミ用)を取り付けてみると、スキマーには明らかな赤茶色の固体はない。でも、汚水(UK)の量は変わらず多い。汚水(UK)の臭いがいつもと違う。
・物理フィルターにも明らかな赤茶色の物体はない。
・大きな錆は物理フィルターに引っかかって、そこに滞留し、細かくなる?よりリンと反応する?
・OF管の落下出口に物理フィルターがあるので、そこに集中的に錆水を流す事で、大きくて、すぐに沈殿するような錆はそこで留まる。しかしそれも小さくなる?1日後には大きな錆はない。
・鉄の過剰添加による、病気の発生や、動植物プランクトン(赤潮など)の大発生が問題視される。
・添加量の適正値が良く分からない
・ベルリンシステムでの実験で、鉄分を添加してもすぐにスキマーで除去されて、慢性的に鉄分が欠乏するという記述をどこかで見た気がする。
・鉄系の添加剤はキレート化されているので、安定しているらしい。安定している分リンと結びつく事もない。キレート化って何だ??植物はどうやってキレート化された鉄を吸収するんだ??本当によくわからん。
・砂鉄は二量体といい、2価と3価の鉄イオンが両方存在するらしい。でも水には溶けない。
・水溶性二量体鉄塩とかいうへんてこな水があるらしい。
錆びる速度はある程度一定?

・謙遜でも何でもなく本当に詳しい事は良く分からない。実験して結果が出れば、それでいいかな?とも思う。


以上の事から、とりあえず、物理フィルターをリンと酸化鉄の反応層と仮定し、そこに集中的に鉄が留まり、海水が好機環境でそこを何度も通過し循環している状況で実験を続ける。

今のところ目に見える変化は無い。良い状態(換水後からのスタート)なので、変化が無いという事は、良い状態が維持できていると言う事かもしれない。いづれにしてもまだ短期間過ぎる。
2007.11.05 鉄とリン
11/1より。毎日「鉄の錆」を水槽に入れてます。

で、何で水槽に錆を添加しているのかといいますと。実は明確な方程式にはまだ???が付いておりますが、リンを除去できないものかという考えの下での事です。その辺の事情を、少しでもご説明いただける方がお見えでしたら、ゼヒ教えて下さいませm(_ _)m 良い事でも、悪い事でも。自分はバカなので、詳しく理解せずにやっている面があります。ゼヒ教えて下さい。

リンは3価の陰イオンなので、3価の陽イオンである鉄イオンやアルミイオンと結びつき、リン酸鉄などとして、除去できます。というか出来るようです。
だから、PO4-やフォスバスターや活性アルミナやコントラフフォスなんかは、そんな反応を利用しているんではないかと。想像しています。

他にも有名な話で、カルクワッサーによって、リン酸カルシウムとして沈殿させて除去というのもアクアの世界では一般的で、明確な裏付け?も取れているようです。

で、以前にアルミだか鉄だか銀だか金だかって書きましたが、色々考えた上に、warioさんの水槽を見せていただいて以来。
とりあえずオイラは鉄の塊(SS400)を海水を入れた別容器に漬けておいて、その錆水を水槽に添加しようと。そういう方法を試みています。
warioさんには名古屋らしく金が入っていますし、嫌気のスペシャリスト狩人さんには嫌気タンクというスペシャルアイテムがありますので、餅は餅屋にお任せましょう。という事で、金も嫌気タンクもない自分は、こういう状態です。

20071105115520.jpg


この容器に海水入れて(水槽から汲んでくる)錆びさせて。その海水を添加。。。また汲んできて錆びさせて、添加。。。というか流し込んでる。スキマーの反応層に点滴で添加なんて事も、その方が効率が良さそうなのが、理解はできるのですが、まずはこの方法で実検してみようと。効果が出なけりゃ、改良すれば良いし。逆にこの方法だと悪い事が起こるようなら、それはそれで、また新事実だし。金が要るのか、嫌気がいるのか。両方あれば最高なのか。どちらもなくても良いのか。。。

で、その鉄はSS400という名前で、その辺の町工場から貰ってきました。重さは
20071105115533.jpg

ご覧の通り。

で、ソレを添加すると。。。まず分かりやすい変化として、スキマーの汚水が赤茶色い。。。もろ錆みたいなのが、スキマーの蓋に付いてますね。
20071105115546.jpg
っとまぁ逆に言えば、スキマーがあれば、添加しすぎても、除去してくれるのかな?まぁ不明です。

んで、他の変化はと言いますと。元々リンは0.1ppm以下なので、試薬では良く分かりません(汗)ただ、狩人さんところでは、明確にリン濃度が下がった水が出てきているようです。

うちの水槽は魚が30匹ぐらいいます。また、キンギョハナダイもいるので、今は結構エサもあげてます。だから、以前なら、吸着材がないと、どうにもならない状態だったんです。もしくは頻繁な水換え。。。

とりあえず、錆水を添加し続けて、水換えせずにどこまでリンの値が低く保てるか。そこで効果の程は判断したいと思います。

また、何かサンゴや魚や石灰藻や海藻に変化がないか?よーく見てみます。水換えせずに、どこまで持つか。。。ちょうどROのフィルターも交換時期なのにお金がないので。しばらくは水換えなしで逝ってみます。

ただ、これでリンが確実に除去できて、水換えしなくても栄養塩の蓄積がなくなったとしても。自分は水換えはしたいです。水換えしなくても一応は維持できる環境の上に水換えしてやれば。。。いいじゃなぁ〜〜〜い。と思っています。

*嫁さんへ。水換え作業はいつも迷惑かけてます。鉄のおかげで回数が減るかもしれませんが、今までと変わらぬ水換えのお時間を!!よろしくお願いします。決して「水換えなんてしなくてもいいんでしょ?じゃぁお金も勿体無いし、子供が遊びたいと言うから、止めときなさい」なんて言わないでくださいね(笑)